目次
はじめに
iPhoneのバックアップ・復元の注意点。iCloudとパソコンでのバックアップの違いについて、やってみて分かったことを書いていきたいと思います。
iCloudバックアップ
簡単にまとめると、iCloudバックアップはiPhoneにあるデータを概ねバックアップを自動で毎日取ってくれるのですが、パスワードのデータやアプリ内に保存されているデータはバックアップされていないのが注意点です。
iPhoneの乗り換えや、初期化した後にデータを復元する時にパスワードやアプリ内のデータがバックアップされないのはけっこう困ります。
パソコンでのバックアップ
パソコンでバックアップを取ると、iCloudでバックアップを取るよりも多めにバックアップを取ってくれます。
しかし、普通にバックアップを取るだけではiCloudと変わりません。
iPhoneをパソコンに接続すると、このような画面になると思います。
ここで赤で囲ったバックアップのところを見てください。
さらにその中に「iPhoneのすべてのデータをこのMacにバックアップ」をチェックし、その下の「ローカルのバックアップの暗号化」にもチェックしてバックアップを取ります。
そうすると、そこに書いてある通りにパスワードやアプリ内のデータもバックアップを取ってくれます。
なので、詳細にバックアップを取りたい場合はパソコンにバックアップを取った方がいいですね。Windowsでも同じやり方ですのでご安心を。
バックアップされないデータもある
パソコンでのiPhoneバックアップでもバックアップされないものもあります。
これは自分でやってみてびっくりしたところでもあります。
これはアプリによって違うので一概には言えないのですが、ゲームアプリなどはiPhoneのバックアップでは取れないことが多いです。
私は2021年8月現在、ウマ娘というゲームをしているのですが、iPhoneを初期化して復元したらゲームの中身が吹っ飛んでいたので死ぬほど焦りました。
結局のところ、Apple IDと連携させていたので、なんとかゲーム内で復元できたのでよかったのですが、ゲームは基本的にiPhone内にデータを保存するのではなくゲーム会社のサーバーに保存していることが多いので、そういったデータはバックアップされません。
なので、iPhoneを初期化→復元する時や、買い換えるときは忘れずにゲーム内の引き継ぎ設定をしておいた方がいいです。
ゲーム以外のアプリでもこういった場合はあり得るので、データがたくさん保存されているアプリは前もってチェックしておいた方がいいでしょう。
最後に
iPhoneのバックアップに意外な落とし穴があるので要注意です。
特にゲーム関連のアプリは必ず引き継ぎ設定をしておきましょう。
ではでは。