ワイヤレスイヤホンから長らく遠ざかっていたのですが、久しぶりに買おうと決心し、AirPods第3世代を購入しました。
実際に使ってみたリアルな感想をまとめていきたいと思います。
音質
音質に関しては完全に素人なので高級イヤホン同士の違いはあまりよくわからないのですが、それでも尚一般的なイヤホンとは大きな差のある高音質さをAirPodsからは感じられました。
高音はもちろん綺麗なのですが、低音が非常に良く、ずっしりとした重みを感じる音質でした。
そして何より空間オーディオが凄かったです。
曲によって空間を感じやすい曲とそうでない曲があるのですが、空間オーディオ設定をオンにして曲を聞くとすごく立体感のある音になり、まるでイヤホンの外から聞いているのかと思うような印象でした。
曲を聞きながら顔を右に向けると音が左から聞こえるようになり、逆に顔を左に向けると音が右から聞こえるようになります。
ちょっと何を言っているのか分かりにくいかもしれませんが、イメージで言うと目の前にステージがあってそこから演奏を聞いているような感じです(笑)。
と、音質に関してはこんな感じです。素人目線の意見としてはAirPods第3世代の音質は100点だと思いました。
バッテリー持ち
私は以前AirPods第1世代を所持していたのですが、第1世代のバッテリー持ちは非常に悪く、フル充電でも2時間通話するとバッテリーが切れました。
しかし、第3世代は連続再生で6時間持つと公式で言われています。バッテリーが切れるまで使用していないので実際のところは未検証ですが、第1世代と比べると大幅に伸びたことは間違いないでしょう。
今のところゲームを2時間連続プレイしてもバッテリ残量は50%以上あったので、長時間のゲームや通話も問題なさそうです。
ノイズキャンセリングは非搭載だが…
AirPods第3世代の無印版にはノイズキャンセリング機能はついていません。
外音を完全に遮断したい派の人にとっては大きなマイナスポイントだと思います。
逆に外音を遮断したくない派の人にはちょうどいいポイントです。
私自身、イヤホンで完全に外音が遮断されることがあまり好きではなく、ある程度周りの音も聞こえる方が好きです。なんというか、周りに状況を全く把握できないのが不安になります(笑)。
例えば実家に住んでいる場合、同居人に呼ばれているのに全く気づかないとか、宅配のインターホンに気付けないとか。
その点AirPods第3世代はノイズキャンセリング非搭載で外音を取り込みやすい構造になっており、周囲の状況をすごく把握しやすいです。
そういった人にはすごくおすすめのイヤホンです。
耳へのフィット感
AirPods第3世代はインナーイヤー型のイヤホンなのでこういう形をしています。
耳へのフィット感は正直なところイマイチです。
ピタッと嵌まらないといいますか、フィット感があまりないので走ると落ちそうになります。
この点に関してはインナーイヤー型なので仕方がないですね。耳へのフィット感はAirPods第1世代と大差はなく、あまり進化はしていないようです。
それに比べAirPods Proはカナル型といって、シリコンの部分を耳の穴に差し込むタイプなのでフィット感はかなりあります。こんな感じのイヤホンですね。
耳へのフィット感を求める場合はカナル型のAirPods Proを選んだ方がいいですね。
カナル型イヤホンはノイズキャンセリング等で外音を遮断する系なので、それもセットで考慮して選びましょう。
音の遅延・ラグ
音の遅延・ラグについては全くと言っていいほど感じなかったです。
普通に通話したり音楽を聴くだけであれば多少のラグがあっても問題はないのですが、一瞬のずれが命取りになるようなゲーム(FPSゲームや音ゲーなど)の場合にラグは致命的な問題になります。
私はPUBGモバイルというFPS系のサバイバルゲームをやっているのですが、AirPods第3世代をこのゲームで試してみたところ全くラグは感じなかったです。
ゲームをプレイする上でワイヤレスイヤホンを使う場合のラグですが、AirPods第3世代については気にしなくて大丈夫です。
総評:星4★★★★☆
個人的に総評としては星4の評価です。
耳へのフィット感の無さがマイナス点ですが、それ以外は文句なしの性能だと思います。
よほど音質に拘る人の好みに合うかは分かりませんが、あまり音にこだわりがない一般的な人にとっては最高の音質だと感じるはずです。
ノイズキャンセリングがないことは個人的に嬉しい面なのでマイナスポイントではないです。
ラグを全く感じないのも非常に優秀なポイントです。
以上が私のAirPods第3世代のレビューです。参考にしていただければ幸いです。