NovelAIにはimg2imgといってアップロードした画像に近いイラストを作ってくれる機能があります。
その機能を使ってイラストに変化を加えられないか試してみます。
変化をつけたい元イラストはこちら。NovelAIで作ったものです。珍しく指の形も綺麗にできました。
この子にピースサインしてもらえないかやってみます。
img2imgはこちらから画像をアップロード。
まず左上のプロンプト入力欄に「peace sign」と入力。右下にstrengthという項目があり、そちらの数値をいじると元絵に近いものからそうでないものまで作ることができます。デフォルトでは0.7となっているのですが、0.3ぐらいが元絵に近いそうで、まずは0,3からやってみます。
0.3でやってみたのが以下の画像です。近いといえば近いのですが、画質が荒っぽくなったのと指の描写がおかしいですね……(笑)。ピースサインもできていない。
次に試したのが0.5です。ちょっと元絵とは雰囲気が変わりましたね。あいかわらずピースはできない模様。
次は0.7です。若干指の形に違和感がありますが、ピースはわりと綺麗でイラスト自体もハイクオリティになった印象です。元絵とは髪型が結構変わりましたね。
次はMaxの0.99です。あ、これはもう全然違うイラストですね……(笑)。しかもピースサインは完全におかしい。strengthを上げすぎるのも微妙かもしれません。
最後にstrengthの下にあるNoiseという項目について。デフォルトでは0.2になっているのですが、それより増やすとさらに絵に変化が加わるようです。strength0.5、Noise0.5でやってみると以下のようになりました。なんか、すごくキラキラしたものになって画質が荒くなり、元絵の雰囲気も無くなりましたね(笑)。
調べてみるとNoiseはいじるとイラストが変になりやすいとのことで、基本的にはデフォルトのままいじる必要はないようです。
結論として、元画像・元絵に近いイラストを作る場合はstrengthを0.5〜0.7の間にするのがベターなんじゃないかと思いました。
もちろん場合によって異なるかと思いますので、一意見として参考にする程度にしていただければと思います。
今回試してみたimg2imgについては以上になります。元絵にほとんど変化をつけず、ポーズや表情を変えることはなかなか難しいですね……
今後その辺の上手いやり方が見つかればまた記事にまとめたいと思います。